おでんと関東煮(だき)の違いは?
はなくじら 本店
大阪市福島区福島2-8-2
Tel06-6453-7486
http://www.hanakujira.com/
おでんと関東煮(かんとだき)
最近では、大阪でも「おでん」という名称が一般的になりましたが、昭和初期頃までは大阪で「おでん」といえば田楽(串に刺した豆腐やこんにゃくの味噌焼き)を指しました。一方、煮込み仕立ての「おでん」は「関東煮(かんとだき)」と呼ばれ親しまれてきたのです。そもそも、「田楽(おでん)」が現在のような煮込み仕立てになったのは江戸中期のことで、串刺しだった具をみそ味で煮込むようになり、さらに幕末の頃には 醤油味に。江戸の町で屋台料理として大流行し、関西にも伝わり「関東煮(かんとだき)」として広まったのです。ちなみに、この「関東煮(かんとだき)」と いう名称、醤油味だったことから「広東煮(かんとんだき)」とよばれ、転じて「かんとだき」となったという説もあります。
看板には『おでん』とありますが、ここは当に関東煮(かんとだき)の老舗です。最近はコンビニのおでんが人気のようですがどんな具でも何時間も煮込んでいたのではどれを食べても同じ味になってしまいます。またお伝のイメージではグツグツと煮込むと有りますが、特に『関東煮』はじっくり煮込むものと数分煮込むものがあります。じゃが芋、大根、卵、ひろうす等はある程度時間をかけて煮込んだ方が美味しいと思います。ここもじっくり煮込むものとさっと煮込む者の鍋を使い分けています。関西のおでん。薄味とよくレポートされているが、薄味ではない、しっかり味は入っています。これが関西風の味なのです。だからいくらでも次から次に食べてしまいます。10種も食べてお腹が一杯になるのは味が濃すぎるのではないでしょうか。30種類くらいのネタがあるのをたくさん食べる事が出来るのが関西風の『関東煮』なのです。【花くじら】でしか食べる事が出来ない「さえずり」や「コロ」、一品料理の「くじらベーコン」「はなくじら(おばけ)」も必食です。入り組んだカウンター15席、仮設のようなテーブル席4席。そのテーブルを置いたため本来の扉ははずされビニールが張られている。2階は6名~30名の座敷予約が出来る。
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